時計について

ムーブメントについて

機械式時計

内部に搭載されたゼンマイを動力として使用し、テンプにより精度を制御する駆動形式。

・手巻き時計(メカニカル)
リューズを手で巻き上げることにより時計内部のゼンマイを巻き上げる機構です。
自動巻き機構に比べ、時計の厚みを抑えることができる反面、腕に付けているだけではゼンマイが巻き上がらない為、定期的に巻き上げの作業が必要となります。
ゼンマイの大きさや機構により最大巻き上げ時間が異なり、長いものでは72時間以上駆動するものもあります。

・自動巻き時計(オートマチック)
時計内部に回転錘(ローター)を搭載することにより、リューズを使用せずゼンマイを巻き上げることができる
機構です。腕に付けているだけでゼンマイが巻き上がるため、毎日の着用によりゼンマイの巻き上げを気にする必要が無い点が大きな利点となります。

電池式時計(クォーツ時計)

電池による電力を動力として使用し、クォーツにより精度を制御する駆動形式。

・一次電池式
充電不可能な電池を搭載したクォーツ時計。一部のモデルを除くほとんどのクォーツ時計がこの方式を採用しています。電池の寿命は、1年半から2年程度のとされ定期的な電池交換が必要となります。メンテナンス性に優れ、定期的に電池交換を行うことで、メンテナンス費用を安価に抑えることができます。

・二次電池式
充電可能な電池を搭載したクォーツ時計。太陽光発電により充電するソーラータイプを主として、自動巻き機構に似た機構を搭載し、コイルで発電するAGS/キネティック機構などがあります。機構により、寿命に幅はありますが、一次電池を使用しているクォーツ時計に比べ長い寿命を有しており、ソーラータイプのものでは10年間以上電池が保つ時計もあります。反面、メンテナンスのスパンが長期間になることにより、他の部品の経年劣化を検知しづらく、メンテナンスの際に費用が高額となる場合があります。

機械式時計の精度について

・機械式時計は電気的な方法を用いず、内部のテンプにより時間を制御しているため、時計の性能や使用環境により時間の進みや遅れにばらつきが出ることがあります。
一般的な機械式時計の日差(一日に時刻がずれる時間)は±5秒~±30秒程度とされています。
そのため、機械式時計を使用している場合には定期的に時刻合わせを実施する必要があります。

・また、機械式時計は温度や湿度、時計の向き、内部の機械油の劣化の有無など、様々な要因で時間の進みや遅れを生じさせることがあります。

特殊機構について

・ムーンフェイズ

月齢を表示する機構。同様の仕組みを用いて満潮と干潮を表示するタイドグラフという機構も存在します。

・ミニッツリピーター

時刻を音で奏でる機構。

・アニュアルカレンダー

大の月、小の月を盛り込んでカレンダーを表示する機構。30日で終わる月の翌月でもカレンダーの設定を手動で行う必要の無く、日付のズレが起こらない機構ですが、うるう年の場合には手動で日付を進める必要があります。

・パーペチュアルカレンダー(永年カレンダー)

アニュアルカレンダーに加えて、うるう年も盛り込んでカレンダーを表示する機構。機械式時計でこの機構を搭載しているモデルは高い技術力が必要とされます。

・トゥールビヨン

機械式時計の根本的な性質である、姿勢差(時計の向きによる時間のズレ)を緩和させるためにテンプ自体を回転させる機構。仕組みが非常に複雑となり精度の調整も困難な為、限られたブランドでしか製造されていない機構。

オーバーホール期間について

・機械式時計は時計の精度維持や部品の摩耗を防いでいる機械油の再塗布などのために、定期的なメンテナンスが求められます。この際に行われるメンテナンスをオーバーホール(分解修理)といいます。
オーバーホールでは、分解→洗浄→確認→組み上げ→精度調整を行い、部品の確認時に劣化した部品が見つかった場合には交換を行い、組み上げの際には新しい機械油を塗布します。
3年~5年に一度オーバーホールを行うことで、大掛かりな部品交換を行うことなく時計を長期間使用することができます。

・また、クォーツ時計も同様にオーバーホールを行うことで時計を長期間使用することが可能となります。5年に1度はオーバーホールを行うことが推奨されています。作業手順は機械式時計とほぼ同一ですが、クォーツ時計は程度調整の必要が無いため機械式時計と比べ修理費用が安価となるケースがあります。

電池について

・クォーツ時計は定期的に電池の交換を行う必要があります。
一次電池を使用している時計の場合には1年半~2年に一度電池交換を行うことで、電池の劣化による液漏れや異常発熱などから時計守ることができます。

時計の保証について

腕時計につきましては、配送日から3ヶ月間の動作に関する修理保証がございます。
「到着時に時計が作動していない」「着用数日後に止まってしまった」などございましたら ”こちらから” お問い合わせ下さい。

※内装部品の修理保証となります。
※外装の劣化や落下による破損など、ご使用に伴う傷や劣化の保証はいたしかねますので予めご了承下さい。
※期間内に時計の動作に支障が発生した場合に関しましては、当社指定の修理工房にて修理を実施いたします。
※アンティークなどの交換部品が入手困難となる腕時計の場合、損傷の程度により返品によるご返金にて対応させて頂く場合がございます。